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ボルドーのガロ・ローマン円形演技場跡(Amphitheater Bordeaux、Palais Gallian)
ランチを食べた後に、ボルドー市内にあるガロ・ローマンの遺跡に行ってみることにしました。
ボルドーでは古い遺跡は、戦乱の中で大体破壊されてしまったようですが、2世紀に建築された円形演技場(amphitheater)の跡が残っています。Palais Gallian(Galen Palace)と呼ばれているものがそれです。中世時代にCharlemagne Galieneがその妻Galienneのために宮殿として建設したという神話があったために、このような名前になっているようですが、253~268年のGallien帝にちなんでそう呼ばれているという説もあります。
この時代では、ボルドーのあるフランスのアキテーヌ圏は、ブルディガラ(Burdigala)と呼ばれるローマの属領となっていました。この円形演技場はカラカラ帝がこのブルディガラを通過する際に建築された可能性があります。
遺跡として残っている壁は、2世紀後半~3世紀にかけて作られたものとのことです。
内部のアリーナは、70m×47m、外周は132m×111m で、観客席はかなりの大きさであったと考えられます。このサイズから考えて、収容観客数は15000名と見積もることができます。
この円形演技場は、フランク・ゴール人(Frankish Gaul、GaulのFranc人)の275~276年の進入によって、焼かれ打ち捨てられたと考えられています。
17世紀には、犯罪者や娼婦の隠れ家となっていたそうです。
参考:
Amphitheatre de Bordeaux" by Wikipedia fr.
月の港ボルドー特集
- [2008/04/18 19:01]
- ボルドー日記 |
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