ボルドーの"Le Pavillon des Boulevards"でランチ 

Le Pavillon des Boulevards はミシュランの一つ星レストラン。
「大通りの家」っていうことなんでしょうか。。

期待しつつランチに行ってみました。

ランチっていっても、ディナーより安いわけでもないんですが…。

linternaute
Cityvox


店構え…

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目立たない控えめなお店ですが、値段は高いです!


ちょっといろいろ手間取り、1時半ごろに到着しました。

グランドシアターのあるあたりからは、歩く気がしない距離なので、バスを利用。
ま・・・そっち方向に行くバスに乗れば、だいたい、そのへんに停留所があります。

店内は20~30席ぐらいで、2組ほどいました。

1組は奥のほうでよく見えなかったけど、もう1組はいかにもビジネスランチというふうな背広の男性2人組みで、何かについて盛んに話していました。ランチを楽しみに来たふうではなかったな…。

たぶん、お金は腐るほどあるぞっていう重役さんたちなのかなと…。

というのも、こんなお店に来てまで、仕事の延長みたいな話を盛んにしてて、料理のことは半分ぐらいしか意識してないなんて、勿体ないと私は思うのですが、それが平気な人は、「お金は腐るほどある」っていう人としか考えられないからです。


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店内はこんなふうで、明るくて清潔感があります。


メニューを見て、いつものようにやたら考えてから、お得そうなセットメニュー60ユーロを注文したところ、お店に着いたのが遅かったらしく、今日はもうないと…。それなら最初から言ってくれよってかんじなので、不親切ではありました。

もう一つの豪華版のコースも「売り切れ」だそうだったので、しかたないので、割高そうなアラカルトから二品。給仕長=メートルドテル(Maitre d'hotel)さんの勧めるものを。

Foie gras:
Foie gras flavoured with vanilla creme brulee and paned rolls
warm foie gras with spices apple
32.00ユーロ

Lobster cooked fricassee:
Mashed potatoes and vanilla and Sauternes stock juice
42.00ユーロ


給仕長さんは、緊張感漂わせる60才ぐらいの白髪の男性で、背広を着ておられていかにも重役秘書って感じにも見えました。そのまんまマフィアの右腕でいても、違和感ないかも(笑)


フォアグラにはソーテルヌ~♪

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CHATEAU DE VEYRES
MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU
2001
Sauternes
APPELLATION SAUTERNES CONTROLEE

このグラスワインは8ユーロで、ボルドーでグラスワイン8ユーロは高いほうです。
しかし日本でのこと考えたら、1280円なので、ありうる範囲。
とくに抵抗感もなく注文しました。


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問題は値段に見合う「幸せ」を私に与えてくれるワインかどうかですが…。
このソーテルヌは気に入った(日記)。
☆☆☆☆☆

ただし!
同じボルドーで、おなじぐらい気に入ったソーテルヌが、はるかに安い値段だったこともあります。


最初に小さいスープが出てきました…

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フォアグラのスープということだったと思います(ちょっと記憶が…)。

およそ見た目から推察できるような味でしたが、おいしかったです。
☆☆☆


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ちょっとちぎってしまいました。

ケシの実のパンですが、温めてあり美味しかった。
☆☆☆☆☆


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フォアグラのセットですが、これは一皿目で、このあとにもう一皿出てきます。

そういうことも、ちょっと言ってくれればいいのにと思いますが、説明がなかったので、ソーテルヌをこれにあわせて全部飲んじゃいました。そのため、次の一皿のためにもう一杯注文することに。


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これは全くもって美味しかった。
☆☆☆☆☆


コロッケの中身はこんな…

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です。。


これに引き続いてフォアグラの2皿目が出てきました…

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リンゴの焼いたのとか、ピューレとかがついています。


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完璧な焼き方で見事…
☆☆☆☆++

焼き方はやっぱりこうでなくちゃね。

このフォアグラたちは、32ユーロ=5120円ということで、うまかったけど、ボルドーにしては若干高いかんじはしました。フォアグラの焼き方は良かったですが、ソースなどにはとくに工夫はなかった。素材と焼き方勝負ということかもしれませんが、うまく焼けば大きな差はない。

ただ、日本で同じようなもの食べようとしたら、一応、2皿ということも考慮して、5000円では若干ですが難しそうには思われます。とくにパテのほうは、かなりのもので、今まで食べたパテの中では一番ぐらいでした。もともと、160円のレートがかなり割高だし、消費税19.6%ということもあるから、このフォアグラについては、32ユーロはまあよしと思います。


3杯目のワインは…

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Domaine Rossignol
Muscat sec
2006

これは Vin de Pay d'Oc だったと思う(日記)。
6ユーロ。

マスカットのワインですが、あまり口には合わなかった。
☆☆

このぐらいの値段のレストランで、いくらグラスワインでも、これ出すかな?というかんじのチープな味わいに感じられました。

たまたま好みが合わなかったということなのかもしれないですが、このワイン6ユーロという段階で、このお店の「ホスピタリティ」には、ちょっと?が付きました。

La Tupinaのみたい(日記)に、残すほどは不味くはなかったけど、6ユーロとるかなと…。
たぶん、ボルドーでならこのワイン、一瓶6ユーロしないんではないかな~。


次はロブスターです…

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ロブスターは、まるっきりご当地の特産なわけで、それもあって勧めてもらいました。

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これはなんでしょう。。

よくわからないけど、うまかった。

よくわかるほうは…

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ソーテルヌのソースが少し甘めなかんじ。
わずかにピリ辛も。

つきなみな表現ですが、ぷりぷり感があり歯応えがありよかった。

お気に入り度は
☆☆☆☆


小さいデザート…

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これは・・・サービスなのか?

20080318_03_LePavillon11a

海苔巻きをイメージした、「スシ」みたいです。
中身はライス。
☆☆☆++

イチジク
☆☆☆++

紅茶のソルベ。
☆☆☆☆


コーヒー5ユーロを注文…

20080318_03_LePavillon12

コーヒーのカップはどっかで見たことある・・・

恵比寿のジョエル・ロブションだ!

fc2ブログ移植版


コーヒーは
☆☆☆☆


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カヌレがついてきた。

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気泡がわりと入っているタイプ。

やっぱり焼きたてだからか、美味しい。
味のバランスよく、むちむち感もあります。
☆☆☆☆++

日記「カヌレ・ド・ボルドーを探求」


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マンゴゼリーとクリーム
☆☆☆☆


以上で、
  フォアグラ32ユーロ
 +ロブスター42ユーロ
 +ソーテルヌ8ユーロ×2
 +白ワイン6ユーロ
 +ミネラル水(発泡)3ユーロ
 +コーヒーと小菓子5ユーロ
で、合計104ユーロ=約16640円

こういう値段のランチは、大体後で後悔します(>_<)

というか、二人分でならともかく、一人分で、ランチでこれは、たぶん生まれて始めてぐらいの値段だったかも。

うーん、あまり考えたくないので、ほんとに生まれて始めてかどうかは、気にしないことにします(^^;)

食べたもののことは忘れたくないけど、この金額については忘れたい(笑)

えっと・・・高くついたのは、やはりユーロ高etc.にも原因があります。
やはり1ユーロは100円ぐらいの使いでしかなかった。
とはいえ、10400円にしても、高いかんじはしますね。

フォアグラの32ユーロはよしとしても、ロブスター42ユーロが思ったほどではなかった。

とても美味しかったけど、はっきり言って、そこまでは美味しくなかった。
値段付けたら、そう・・・1500円ぐらいかな!!!
10ユーロですね。。ま、1ユーロ100円の使いでとしても、15ユーロってところかな。

あと、不案内なおかげで、お得なコースを逃してアラカルトしかなかったこと(知ってたら着席せずに引き返した)、ちょっと高めなワインがやはり不案内なために1杯余計になったことも原因。6ユーロの白ワインは学生食堂の0.5ユーロの白ワインのほうが美味しかったので、譲っても2ユーロかな。


などと考えると、32+15+8+2+5+3=65ユーロってことで、適正価格が出ました!(笑)
65ユーロなら、ありうる値段です。


このお店の接客について書きます。

このお店の給仕さんは、フレンドリーだった1名の若い給仕さん(たぶん一番新人?)を除いて、老いも若きも殆どナーバスな感じで、いくぶんスノッブなかんじもあり、居心地はあまりよくなかった。

そして、わるいことにいかにも「高級ですよ」というかんじなわりに、お客に対するホスピタリティや親切心の部分で、あまり行き届いてはいなかった。

あとになって他の人のレビューを読んでみたところ、「非の打ち所のないサービス」というのがよく出てきていました。しかし「非の打ち所のないサービス」の定義はなかなか難しい。いわゆる「給仕」という作業に対する「非の打ち所のなさ」よりも、重要なことが接客にはあると思われるわけで、そこまで含めての「非の打ち所のなさ」なのか?


ということで、トータルのお気に入り度は

☆☆☆

です。


いろいろありますが…

全体的に見て、やはり、美味しいと言っても、この値段を取れるまではこのお店は美味しくないです。
もっと安くて美味しいお店はボルドーにも沢山ありました。
日本にももちろん。


月の港ボルドー特集



コメント

参りました・・・

このフォアグラは完璧でしょうね。
素晴らしい!
しかしランチでこのお値段びっくりですね。私はお昼では今までないお値段ですよ~
コーヒーの奥の角砂糖がどうなってるのか見たかったなぁ。なんか綺麗に置かれていますよね?

あまりの高さにぼーっとしてきました(笑)

rokogirlさん

フォアグラは良かったですよ~。
焼いたののほうは、今までで一番というほどではなかったけど、パテのは完璧でした。

ロブスターも同じぐらいだったら良かったのにな~。ただの甘辛ソースが少し深くなった程度だったし、ぷりぷり感はいいけど、ちょっと硬くなりすぎだったし。。やっぱり1500円か、せいぜい2000円ぐらいだなぁ~。

値段のことは考えないようにしています(笑)
私も考えるとくらくらしてくるので(>_<)
ちょっと失敗したけど、美味しいものもあったから、いいかなと。。

砂糖は一つ一つ四角い穴にはまってるかんじでしたよ。私は使わないので、触らなかったけど。

ごちそうさま

フォアグラはいいですね。。やはりソテルヌでしたか。。
でも他のワインがちょっと残念です。
フランスのレストランには一見さんには冷たいところがありますね。そういうのを格だと思っているのでしょう。

オニオンさん

ここは「冷たい」というよりは、「気が利かない」というかんじでしたよ。そして神経質でお高くとまった雰囲気でした。接客というのはほんとに難しいと思います。

ボルドーはわりと田舎なためか、また観光地なためか、一見さんに冷たいところはあまりなかったと思う。

このお店は地元のお金持ちの常連さん狙いって感じでしょ。
店の配置や、雰囲気でだいたいわかるもの。
観光客のランチ終了ぎりぎりの入店じゃあフランス人の対応は仕方ない気もする。

名無しさん

まあ、こういう場合、店によって対応はいろいろと思うのだけど、それを勘案しても、上記の印象はぬぐえませんです。

あと、観光客ではないです。

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