フランス鉄道事情その2:検札 

フランス鉄道事情の大体のことは「その1」に書いたので、あとは細かいことちょこちょこっと書くぐらいになってしまいました。


鉄道の乗り方は国それぞれで、一つの国でも都市内の鉄道と都市間の鉄道で考え方が異なることがあります。要は乗客がきちんと料金を払って乗るようにさせることがポイントなわけですが、大きくわけて、日本のように改札口で出入りのときにチェックする(キセル防止のために途中でも検札が入る)タイプと、電車の中での検札のみのタイプがありますね。

残念ながら私は世界の状況に詳しくないし、行った国のことも忘れてしまったりしていますが、長距離列車について日本のようなシステムのところはあまりないように思われます。地下鉄でも改札のない国とない国があります。改札で出入りのチェックがないところは、検札で引っかかると何倍もの罰金を取られるということらしいです。

フランスの都市間の鉄道(長距離鉄道)の場合は利用したばかりでよく覚えているのですが、やはり改札はなく、電車の中での検札だけです。しかし、すべての駅の間で検札するわけにもいかず、あるときは検札を受けることなく、出発から目的地まで行ってしまったこともあります。

とはいえ、ユーレイルパスなんか持ってるときは、ちゃんとヴァリデートしてなかったり、その日が使える日になっているように書き込んでいなかったりすると、車掌さんに取り上げられたりということもあるそうだから、よく注意しないといけませんね。


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これは1等の車両です。西洋人は大柄なので、混雑具合がそれほどでもないなら、2等でも十分にゆったりしているし、混雑具合も1等、2等でかわらないこともあります。


長距離列車の場合、ユーレイルパス用の席の割り当てを決めているらしく、あるときなど、1等はどう見てもガラガラに空いているのに、指定席が取れなかったことがあります。というわけで、1等のパスのほうが、2等もそのまま乗れるということで、若干安心感はあるかもしれません。2等が混んでて1等が空いてて席がとれるときには、1等のありがたみが実感できます。

フランスの場合、指定席をとることが必要なのは、TGV、Corail Teoz(コラーユ・テオ)、Corail Lunea(コラーユ・ルネア)。必要でないのは、ter(テーウーエル、transport express regional)、Corail-IC(コラーユ・インテルシテ、intercites)。ボルドー駅の深夜に、下唇にピアスしたSNCFの職員さんが教えてくれました。このほかにも細かくいろいろあるので、ともかく乗るつもりの電車が指定席が必要かどうかは、その都度確認したほうがよいと思います。駅員さんも、それについてはFAQ(frequently asked question)なのか、答えがスムーズです。

たぶん、SNCFの策略だと思うのだけど、大体指定席なしで乗れる電車は本数が少なかったり、接続が悪かったりします。せっかくユーレイルパスがあっても、指定席取るのに列に並ばなければならないわけなので、不便といえば不便。しかし指定席券の値段は、私が使った中では1.5~3ユーロで、お印というか、手数料程度でした。値段はどうも一貫性がなく、たぶん出発間際だと高くなるとかもあるかも。距離依存性は聞かなかったけど、けっこう長い距離でも1.5ユーロだったり、短くても3ユーロだったりでした。もっと遠くなると、10ユーロとかになるかはわかりませんが、まっ、海外旅行で行く場合には、そんなに大きな問題ではないでしょう。


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このかっぷくの良いおじさんは、私服の警官か何かです。さらに1等席でくつろいでおられるのは、制服の警察官の皆さんで、4~5人ぐらいいたと思います。

近くにいたフランス人に聞いたら、ただの検札で特別ではないと言っていました。でも、明らかに人の写真のコピーを手に持ってたし、少しは何か目的があったのかも。これだけ沢山お巡りさんがいることは珍しかったです。ひととおり車両を見たあとは、お巡りさんたち、1等席にずっと座っていて、雑談に夢中で相当うるさかったです。


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これは女性の車掌さんで、お巡りさんたちと、楽しそうに雑談しておられました。足組んで体をねじって、普通の乗客よりもくつろいでおられる様子。けっこう態度悪いかんじですね(笑)

ちなみに、フランスでは駅や電車の中では写真はテロ対策で原則撮影禁止なので、ご注意ください。撮るときは車掌さんなり、駅員さんなりから許可を得る必要があります。「お巡りさんくつろぎ中」の写真は、撮っているところを見つかっちゃって、「パスポート見せてください」など、ご注意を受けてしまいました。これらの写真については許してくれましたが・・・。私が会った中では、お巡りさんは基本的にみんな親切でした。

検札に来る車掌さんは、いろんな人がいましたが、大体が男性で、まあ陽気な人々ではあまりなかったけど、とくに失礼でもなかったですよ。一応、「メルシ」は言わないといけないルールのようでした。






コメント

ほほ~

勉強になります!

ユーレイルパス持っていったんですか?
海外って普通に写真とってると注意される場所とかあってびっくりします。

rokogirlさん

お巡りさんと車掌のおばちゃんの態度には、びっくりでしょう?(笑)
1等席で、おもいっきりくつろいでるのは、日本ではちょっと考えられないですよね。

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