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タイタニック号の一等ディナーメニュー(ムースリーヌソース、ワルドルフ・プディング) 

タイタニック号は、イギリスからアメリカに向かう大西洋航路の客船で、1912年の処女航海の途中、4月14日に氷山に接触し、翌15日に沈没して、多数の犠牲者を出した悲劇の豪華客船です。

録画しておいたNHKの番組を見たら、一等客室のディナーのメニューを紹介していましたので、メモ代わりに記事にしておきます。


タイタニック号について、詳しくはこちら ⇒ Wikipedia

放送
NHK 2010年3月30日(火)PM8:00-PM9:30放送
プレミアム8<文化・芸術>時空タイムス編集部



タイタニック号の船内レストラン 一等ディナーメニュー

(1) 前菜:生牡蠣
(2) コンソメスープ、又は、麦のクリームスープ
(3) サーモンのムースラインソース(放送のママ)
(4) 次の3つから1つを選択
 ・牛ヒレステーキ
 ・チキンソテー
 ・南瓜の野菜詰め
(5) 次の3つから1つを選択
 ・羊肉のミントソース和え
 ・ローストダックのアップルソース和え
 ・牛サーロインステーキ
(6) ラム酒入りシャーベット
(7) 小鳩のロースト
(8) 冷アスパラガスのビネガー和え
(9) フォアグラのパテ
(10) ワルドルフ・プディング

参考:
放送の中で紹介されていた、5泊6日での各客室の料金
 特等室  870ポンド(575万円)
  1 等  250ポンド(180万円)
  2 等   20ポンド(13万円)
  3 等  3~6ポンド(2~4万円)
(…)内は、NHKによると現在の日本円への換算。

3等だと、今考えても、激安価格なのでびっくり。しかし、劣悪な環境に6日間耐えなければならないということか。特等の575万円、1等の180万円も、100年前の感覚で大西洋横断は、今で言うと、世界一周ぐらいと想定すると、イメージほど高価ではないような気がします。



ムースリーヌソース

(3)は放送の中で、「サーモンのムースラインソース」と紹介されていましたが、これは多分、ムースリーヌソース(mousseline sauce)の間違いと思われます。

ムスリーヌ(ソース) (=mousseline、mousseline sauce)は、オランデーズソースに泡立てた生クリームを加えたソースのこと。英語読みは、ムースリーンで、「ムースライン」ではありません。ムースリーヌは日本語で言えば、モスリンであり、平織りの柔かい綿織物のことです。食感が滑らかで、そんなふうなソースということではないかと。

ちなみに、「オランデーズソース」は、卵黄、無塩バター、サラダ油、レモン汁、塩、白胡椒でつくるソース(オランデーズソースのある日記)。これに泡立てた生クリームを加えたものが、「ムスリーヌソース」というわけです。



ワルドルフ・プディング

(5) ワルドルフ・プディングはどんなのかと思って調べてみましたが、あまりはっきりはしていないようです。番組の最後には出演者が、再現したものを味見していましたが、ネットで調べた内容とは、だいぶ違っていました。


ワルドルフ・プディングについてイギリスのWikipediaに記事がありました。
Wikipedia
Waldorf pudding is a dessert originating from the early 20th century with two different published recipes.[1] There is no known connection between Waldorf pudding and the Waldorf Hotel in New York City which is credited with creating the Waldorf Salad.

20世紀初頭のデザートで二つのレシピがあるとのこと。

NHKの番組の中では、ワルドルフホテルで作られていたと紹介されていましたが、このWikipediaによると、ワルドルフホテルとの繋がりは全く知られていないとのこと。

ワルドルフホテルは、「ワルドルフ・サラダ」というサラダが作られていたところですが、そちらのほうは関連があると考えられているようです。

ワルドルフ・サラダ(salad waldrof)のほうは、こちらに説明があります。
フランス料理用語辞典
林檎・胡桃・セロリをマヨネーズなどで和えたサラダ。
もともとはニューヨークのホテルの名前。ここで作られたらしい。

とのこと。


再び、ワルドルフプディングのWikipediaの内容に戻ります。

Several speculated recipes using apples, walnuts, and raisins (which are the key ingredients of Waldorf salad)
ワルドルフ・サラダに使われる材料を使うという推察もあるけど、その証拠はないそうです。

姉妹船のオリンピック号の1914年の航海には、ワルドルフプディングのメニューがあり、
creamy vanilla pudding flavored with a hint of nutmeg, diced apples and sultana grapes.
ということが書かれています。ヴァニラプディングで、ナツメグ、アップル、干しブドウが入っているとのこと。

これが事実なら、このレシピが一番、それらしいでしょう。何しろ同じ会社の、同型船ですから。


ちなみに、sultana grapeは、辞書によると、「スルタナ」という、地中海地方産の種なし黄ブドウ、その干しブドウのことだそうです。


HPというサイトにもレシピの推察が書かれているようです。



麦のクリームスープ

(2)のスープの選択肢に、「麦のクリームスープ」というのがありますが、同じ名前のものの、レシピを探してみました。
「スッペジョウ」というものがありました(レシピ)。
チキンスープ5カップ、牛乳2カップ、押し麦1カップ、レモンの絞り汁1/2個、塩胡椒、パセリ、とのこと。



コースの構成について

現代とだいぶ違うものだったので、ちょっと意外でした。

(1)の前菜の生牡蠣は、現代でもありそうですが、現代の高級フランス料理店では、凝った料理を出すところが多いと思われるので、生牡蠣を出すというのは、やや時代を感じさせるところです。

(2)のスープは、現代でもこの順序。

(3)のサーモンのムースリーヌソースは、多分、現代風に言うと、メインの料理の魚料理に相当するのだろうと思われますが、もしかしたら、分量が少なければ、第二の前菜みたいな感じかもしれません。

(4)は、肉料理二つ(牛、チキン)と、野菜料理一つの中からの選択。(5)は、肉料理三つ(羊、鴨、牛)の中から一つを選択だから、この二つは現代風に言うと、メインの肉料理に相当するでしょう。二皿を肉にして重厚なメインにするか、野菜+肉にするか、贅沢なかんじです。

(6)のラム酒入りシャーベットは、いわゆる「口直し」だけど、その後に、再び、(7)の「小鳩のロースト」、(8)「冷アスパラガスのビネガー和え」、(9)「フォアグラのパテ」と続くのは現代ではあまり見ないと思う。

 前菜・スープ → メイン×3 → 口直し → 小メイン → 後菜×2

みたいな構成になってるのが面白い。

ちょうど野球の打順で、1・2番に足の速い打者を置き、3・4・5番が長打力のあるクリーンアップ、6・7番にまた投手が気の抜けない強打者を置いて、8・9番に再び足の速い打者を置くような感じですね。

(9)のフォアグラのパテのところでは、ソーテルヌなんか出してたのかもしれませんね。

「口直し」は現代では、アヴァン・デセールとして、デザートの前に出されたり、グラニテがメインに入る前に出されたりですが、上のように、メインの最後に出されて、さらに三皿料理が出るというののほうが、グラニテとして適切なように思われます。(フランス料理のメニュー構成

デザートの(10)「ワルドルフ・プディング」については、上に詳しく書きましたが、最後に甘いものを食べたいのは、昔の人も一緒だったのですね。ちなみに、「デザート」の語源は、フランス語で DES servir(to clear the table)で、テーブルを片付けるということ。

総じて、現代的にみると、かなり重厚な構成に見えます。

この後、さらにコーヒーやらプティフールやらを楽しんだり、紳士は葉巻を吸いに喫煙室に移動したりだったのでしょうね。コーヒーやプティフールに相当するものは、喫茶室に移動して食べていたのかもしれません。いずれにしても、ご婦人はご婦人たちと、紳士は紳士たちと、長い会話を楽しんでいたことでしょう。





おまけ

通販で面白いもの見つけました…




最近になって、ロンドンの歴史研究者
により、タイタニック号に積まれていたワイ
ンが判明しまた。1912年当時、タイタニ
ック号を所有していた、スターライン社には
、タイタニックへ納品していた有名な酒商、
サンデマン&カールロウの記録があり、現存
する唯一のワインがこのワインなのです。


とのこと。

しかも、あまり高くないし。。。



こちらはご存知の映画のDVD…

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タイタニック良かった~。

私も持ってます、DVD。



こちらは本…

タイタニックの最後の晩餐

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おもいっきり衝動買いしてしまいました(笑)





コメント

ワイン

あのワイン、お部屋に置いておきたいですね~

bettyさん、こんにちは

ワイン、送料無料なら衝動買いしてたところです(笑)

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