熊本の和菓子屋「老舗園田屋」の朝鮮飴と柿求肥 

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熊本は加藤清正の熊本城の城下町ということで、老舗が沢山あります。「老舗園田屋」さんも、そのうちのひとつ。創業天正年間(てんしょうねんかん、1573~1593年)ということだから、創業416~436年ぐらいということで、筋金入りの老舗のようです。



天正年間は、織田信長とか豊臣秀吉とかの時代。本能寺の変は天正10年6月2日(1582年6月21日)。加藤清正は本能寺の変のときに19才ぐらいでした。

熊本城(Wikipedia)の天守が完成したのが1600年ごろとのことだから、それより前から園田屋さんがあったというのは、ほんとうなのかどうなのか・・・。

朝鮮飴は、「初代園田武街門によ って創製された」とのこと。元々は「肥後飴」、「長生飴」と称されたものが、加藤清正が朝鮮出兵のときに、兵糧として保存食が良かったことから、「朝鮮飴」と呼ばれるようになったのだそうです。

「朝鮮より製法伝来云々の説は全く誤り」だそうです。



お店情報
老舗園田屋
熊本県熊本市南坪井町6-1
tel:096-352-0030



熊本県菓子工業組合の紹介記事
Yahooグルメ
食べログ




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「朝鮮飴元祖園田屋」と書いてあります。
建物は明治時代のものだそうです。


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なんとなくしっくりくる佇まい。


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柿求肥と朝鮮飴の包み。


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これは柿求肥。


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朝鮮飴の包み。


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こんなふうです。かばんのなかでちょっと寄っちゃいました(>_<)


アップで…。

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食感は「むにっ」ていうかんじで、お餅のよう。
味はいたって単純、シンプル。
もち米、水あめ、砂糖から作るということで、想像できそうな味。
わずかに酸味も感じますが、いわゆる精製した砂糖の甘味がベース。
あとは、食感を楽しむというかんじ。
現代的な味覚では、物足りないのは仕方のないところ。
歴史を食べるという気分と、熊本名物というところにプレミアがあると思います。




通販で探してみました…


昔から愛されている、昔ながらのお菓子元祖園田屋の元祖朝鮮飴(大)



園田屋さんでない朝鮮飴もありました…


昔ながらの製法で作られた熊本独特の飴菓子  朝鮮飴 小

こちら↑(清正製菓、HP)では、堂々と、
熊本の伝統銘菓朝鮮飴は今から約千二百~千三百年前、有明不知火海沿岸に流れついた遣唐使が中国での製法を伝えたのが起源とされています。
と書いています。

真っ向から対立ですね。。


三省堂大辞林には、
〔加藤清正が慶長の役の際、その製法を伝えたものという〕熊本県名産の飴。水に漬けたもち米をくだいて加熱し、水飴・砂糖を混ぜて固まらせ、短冊形に切って片栗粉をまぶしたもの。

と書かれています。これは↑の二つとはまた違う説。
辞書も間違うということなのか・・・。




私の勘では、園田屋さんの主張が一番ありそうだし、初代の名前まで出しているのが、リアリティがあると思う。流れ着いた遣唐使が伝えるというのは、いかにもあほな作り話っぽい。飴の作り方を伝えるのなら、なにも漂流して流れ着かなくてもよいし、遣唐使は日本人なのだから、流れ着いたところで飴の作り方を伝えなくても、自分の家に帰ってから作れば良いと思う。加藤清正が伝えたというのも、かなり疑問。なんで戦国武将が飴の作り方を伝えるのか。そもそも、そんなに大げさに中国や朝鮮から伝えるほどの高い難易度が要求されるような飴とは思われない。もち米と砂糖があれば、適当にやれば、そっくりな食感まではいかなくても、似たようなものは誰でも作れそうだ。そういうわけで、やはり園田屋さんの初代が作ったという説が最も信憑性があると思う。



コメント

初です。

朝鮮飴ですか。初めて聞いたし見ました。全く味も食感もどんなものか
見た目だけではわからないですね。
でも、ついている粉は多分好きです(笑)
そういう粉ついてるものがなんか好きなんですよね。

rokogirlさん

食感はむにっとしたかんじで、キャンディーみたいに硬いものでなくて、お餅に近いものです。
粉は片栗粉ですが、上等なものとどこかに書いてあったような気がします。

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