フランス酔っ払い事情 

フランスに滞在してて、やたら酔っ払いを見たよう気がします。

千鳥足の人、息がアルコールくさい人、他人に絡む人、大声でわめく人、またはわめくように話をする人たちなど。

どうやら若者のアルコール中毒が社会問題になっているらしい。

金曜日や土曜日の深夜なんか、酔っ払いが沢山で最悪です。

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このおじさんは若者とはいえないかもしれないけど、ともかく酔っ払いで、皆に絡んでました。
写真は絡み中なところ。

トラムの中で、このおじさんのいる車両のところだけがらぁ~んと空間ができ、それでも混んでるほうに行って皆に絡んでたり、他の酔っ払いと「意気投合」してたりしました。

トラム駅で私も絡まれたのだけど、なにいってんのかわかんないし、握手を求められたけど、なんか汚いっぽい手だったので、しなかったら、フランス語でたぶん、

「なぁにーっ。おれ~のうっぷ。。あっくしゅっがうっぷ、うけらんねつーのかああ~うっぷ。」

みたいなこと言ってました(推察)。

んで、迫ってきたのだけど、ちょっと「冷静なニュアンス」を送ったら、目が軟らかくなって、他所に行ってしまいました。。トラムに乗車後は絡まれなかった。


私は冷戦崩壊直後のロシアで、酔っ払いにいきなり胸倉つかまれたことがあるんですが、ともかく白人の酔っ払いってのは、手に追えないですね。

日本人との違いは、アルコール分解酵素です。2種類のアルコール分解酵素を両方とも持ってる日本人はたしか2割しかいないので、多くの日本人の場合、過度に飲酒すると、気持ち悪くなり、酔っ払いは大抵弱くなり、むしろご本人が怪我しないかとかのほうが心配になります。一方、白人さんたちはたぶん分解酵素を持ってる人が多いので、脳みそが正常でなくなっても、肉体的には意外に弱くならずにいたりするんでしょうね(推察)。

また、飲んで気分悪くなる人は、それだけで過度な飲酒を抑制する動機になるから、アルコール中毒になりにくい傾向はあるでしょう。気分悪くならない人は、本人も知らず知らずにアルコール中毒になりやすいらしいです。

このへんの違いは、日本の繁華街だと道端に嘔吐物がけっこう見られますが、あれだけ飲む人々を見かけたボルドーでは殆ど見なかったということにも、見ることができます。(そのかわり犬の糞が多かったけど。)


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このおねえさんたちも、立派な酔っ払いです。

車内で始終飲んでましたし、右のピンクのおねえさんなんか、ストロー床に落として、それを拾い上げたまではいいのだけど、見てるとまた口にくわえてたりして、そうとうできあがってました。

それでも日本だったら、まず気分悪くなって吐くんじゃない、とか心配になるわけですが、彼女らはいたって上機嫌で、ふらふらになりながらも、楽しそうに話をしていました。

もちろんこの風景だけで、社会問題を論じるつもりも、彼らのアルコール中毒者の割合が多いと言うわけではないのですが、見かけた風景として、こんなのがあったということですね。


ワインツアーのときの女性のガイドさんが言っていたのだけど、ワインの消費量はむしろ減り気味で、若者たちは強いお酒(スピリッツ)を好むようになり、それがアルコール中毒者の多い原因らしいです。そのガイドさんは「私は昼と夜、一日2回食事のたびにワインを飲むけど、いたって健康。だからワインは健康によい。私が証明。」と言っていました。(ちょっと調子よくて少し酔ってたのかもしれないけど。)


ワインに関しての飲酒事情といえば、たしかに、食事のときにワインは、常識といえるぐらいなかんじではありました。ワインをつけることによって、食事は最高に美味しくなるのであると・・・。

一方で、仕事があるから昼にワインは飲まないという人もいるし、昼はサンドウィッチみたいな軽食で済ます人も多いようでした。

夜のレストランのワインについていえば、ブラッセリーみたいなところでは、けっこう皆よく飲んでいる様子でしたが、割りあい性質のよい酔い方に見え、街中で見かけた酔っ払いとはやはりちょっと違うような雰囲気ではありました。

つまりアルコール分解酵素を持っている人が多い彼らは、基本的にアルコールには強く、レストランのワインぐらいで他人に迷惑をかけるぐらい酔っ払う人は、それほどおらず、より強いスピリッツをバーとかで飲む人がかなり酩酊してそうなるのだろうと推察されます。


ちなみに、車の運転についていえば、交通違反になる血中のアルコール濃度の下限は0ではなく、ワインの1~2杯ぐらいは許されるようです。そのような事情もあるので、車でレストランに行き、ワインの1~2杯を飲み、そのまま車で帰るという状況が日常的にみられました。もちろん酩酊状態になるほど飲めば交通違反になります。

これについては私は日本の法律のスタンスが正しいと思っています。1杯でも判断力が鈍るのは事実だと思うので、その犠牲になる人がいてはいけないと思うからです。西洋人と東洋人の肉体的な違いのこともあります。



月の港ボルドー特集

コメント

ワインは水

また来ました。
アルコールについてお詳しいのですね。確かにゲロゲロする人はベルギーでもあまり見かけませんね。相当の量を飲んだ人はやってますが。。からむというより、ふらついて危ないです。よっぽど悪い酒を飲んだのだろう、と言われますね。
フランスの食卓では必ずといっていいほど(安)ワインが出ますね。ミネラル水より安いですし。それを水道水で薄めて飲むのが女性に多いです。せっかくボルドーに居るのだからおいしいワインにすればいいものを、意外と味音痴のフランス人が多いようですけど。。私もボルドーに行っても、グルメに興味の無い人たちとだとがっくりです。
北ではビールを飲むのと同じ感覚でしょうか?ビールの酔いのほうがきついような気がしますが。。

は~い。
ようこそいらっしゃいませ~♪

ワインを薄めちゃうんですね~。
ちょっと意外。。
私も子供(小学校低学年ぐらい)のころやってましたけどね(笑)
薄めて砂糖を入れれば、ちょっといい味のぶどうジュースの出来上がりです♪

ボルドーは、もちろんグルメの人も沢山いましたが、人々を観察して、味音痴の人が多いかもっていうのは、私もちょっと思いました(笑)
どう考えても美味しくないものを美味しそうに食べてたりするので。。。
とくにデザートで良かったことが少ない。
味に厳しいのはやはり日本人かな~。

ビールはワインに比べてアルコールの度数は高くなくても、炭酸やホップの成分などに食欲を増進する効果があるらしく、ぐいぐい飲んじゃうから、結果的に酔いがきつくなるみたいですよ。

ベルギーはビール

フランスに比べると本当にベルギービールはおいしいですよ、もちろんドイツビールも格別ですが。ベルギーのは優しいのです。最初は飲みやすいのでぐいぐい飲んでしまいます。それでしっかり酔うのでしょうね。でもビールを水で割る人はいませんが、ドイツで水のコップを横において交互に飲む人いましたね。。シンガポールでは瓶ビールに氷をつけてくれましたが、国によるのでしょう。きっと。

オニオンさん

ベルギービールいいですね(^Q^)
行ったらぜひ飲まねば。。

ドイツはやっぱりワインよりビールかなぁ~。町ごとに小さいブリューワリーがあって、美味しかった覚えがあります。シンガポールは氷が付くのですね~。暑いからかなー。

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