「既得権益」の意味 

よく「既得権益は悪いものだからすべて無くさないといけない」という論調がありますが、言葉の使い方が間違っています。

既得権益とは、単に「すでに得た権益」ということですから、例外なくすべての人間や、すべての団体が持っているし、それを認めないのは個人や法人の権利そのものの存在を認めないことと同値です。

簡単にいうと、すべての権益は、誰かの「既得権益」です。


参照:Wikipedia「既得権益」

例えば、個人の土地所有も、特定の土地を所有するという権利に基づいていますが、「既得権益」を悪とするなら、いったんすべての個人の土地の所有権をリセットして、すべて国有地にするか、ゼロから所有権を割り振りなおすという暴論になってしまいます。仮にそうしても、また別の権益が生じるわけですから、再び「既得権益」が発生することになります。

善悪は「既得」かどうかではなくて、その権益自体に合理性があるかどうかによります。



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