「離婚遺伝子」の元論文のアブストラクト 

遺伝子の個人差で離婚危機2倍=スウェーデン男性900人調査


面白いから元の論文を見てみました…

Genetic variation in the vasopressin receptor 1a gene (AVPR1A) associates with pair-bonding behavior in humans.(NCBIのサイト)


これって、誰でもアクセスできるものかよくわからないのだけど。


ちょっとアブストラクトだけ訳してみますかね~。
この分野の専門家でないので、ちょっとわからないところもありますが…。
青文字のところが訳です。


タイトル:
Genetic variation in the vasopressin receptor 1a gene (AVPR1A) associates with pair-bonding behavior in humans.

パソプレッシン受容体 1a 遺伝子(AVPR1A)は人間の一雌一雄のつがい形成に関係している。

pair-bonding:一雌一雄のつがい形成 (人間では一婦一夫制のことでしょう)


Pair-bonding has been suggested to be a critical factor in the evolutionary development of the social brain.

一雌一雄の形成は今まで社会脳の進化における重要な因子と示唆されてきた。


The brain neuropeptide arginine vasopressin (AVP) exerts an important influence on pair-bonding behavior in voles.

脳内のニューロペプチドであるアルギニン・パソプレッシン(AVP)は、ハタネズミのつがい形成に重要な影響力を発揮する。

vole:ハタネズミ


There is a strong association between a polymorphic repeat sequence in the 5' flanking region of the gene (avpr1a) encoding one of the AVP receptor subtypes (V1aR), and proneness for monogamous behavior in males of this species.

AVP受容体のサブタイプの一つ(V1aR)を符号化する遺伝子(avpr1a)の5'(?) 側面に位置する領域における様々な形を繰り返す列と、この種の雄における単婚の傾向の間には、強い関連がある。

「AVP受容体・・・繰り返す列」のところがわかりません(?_?)

polymorphic:多形の、多様な形をもつ
proneness:傾向
monogamous:単婚の、一夫一婦の、一雌一雄の
flank:横腹、側面
encode:符号化する


It is not yet known whether similar mechanisms are important also for human pair-bonding.

類似のメカニズムが、人間の一雌一雄のつがい形成に対してもまた重要であるか否かはまだ知られていない。


Here, we report an association between one of the human AVPR1A repeat polymorphisms (RS3) and traits reflecting pair-bonding behavior in men, including partner bonding, perceived marital problems, and marital status, and show that the RS3 genotype of the males also affects marital quality as perceived by their spouses.

ここで我々は、人間のAVPR1Aにおける反復多形性(?)の一つ(RS3)と、男性におけるつがい形成の習性を反映する特徴の間の関連を報告する。その特徴には、パートナーとの結びつきや、知覚できる結婚の問題、結婚の状態が含まれる。そして我々は、雄のRS3の遺伝子型が、彼らの配偶者によって知覚されるような結婚の質にも影響することを示す。

marital:結婚の
perceive:知覚する
spouse:配偶者


These results suggest an association between a single gene and pair-bonding behavior in humans, and indicate that the well characterized influence of AVP on pair-bonding in voles may be of relevance also for humans.

これらの結果は一つの遺伝子と、人間の一雌一雄のつがい形成の習性との間の関連を示唆し、よく特徴付けられているところの、ハタネズミにおける一雌一雄のつがい形成に対するAVPの影響が、人間においてもまた重要であることを示している。



これに関係して、古いBBCのニュースもあります。
'Fidelity gene' found in voles(英語)



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