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バイヨンヌのショコラティエ"L.RAUX"でショコラ (チョコドリンクとチョコケーキ) 

バイヨンヌ(Bayonne)日記の続きです。

その1
その2
その3


今回はバイヨンヌのチョコレートについて。

前にも書いたように、バイヨンヌの名物の一つにショコラ(チョコレート)があります。

16世紀後半、イベリア半島から追い出されたユダヤ人がバスク地方に移住してきて、そのときにチョコレートを持ってきたのがその始まりだそうです。バイヨンヌはフランスにおけるバスク地方(Frence Basque)の中心都市です。


もともとチョコレートの原料カカオは、南米の原産です。

ヨーロッパへの伝来は、1528年コルテスがアステカ帝国から持ち込んだのが最初という説があり、また1544年ドミニコ修道会の修道士がスペイン国王に献上したという記録や1585年にカカオがスペインに輸入された記録があるそうです。要は16世紀に南米からスペインにカカオが伝わったのがヨーロッパにおける最初であることは確かなようです。

しばらくの間、スペイン王家はカカオの交易を独占していましたが、フェリペ3世の娘アンヌ・ドートリッシュとフランス国王ルイ13世の結婚(1615年)や、フェリペ4世の娘マリア・テレーズ(テレサ)とルイ14世の結婚(1660年)を機に、フランスの王侯貴族にも広まったそうです。チョコレートとは関係ありませんが、私の敬愛するベラスケスの絵で有名なマルガリータ・テレサ(日記)は、異母の妹で、神聖ローマ帝国レオポルト1世に嫁いでいます。

バスク地方、バイヨンヌへの伝来は、これとは異なるルートですが、1853年にスペインのテバ伯爵令嬢(結婚に際してウジェニー・ド・モンティジョと改名)とナポレオン3世が結婚したときに、バイヨンヌの近くにあるビアリッツに別荘を建て、スペイン皇女がチョコレート好きだったために、バスク地方のチョコレート産業が振興され、それがフランスにおけるチョコレートの起点となったという話があります。

この他、修道士を通じて、各地に広まったというルートもあるようです。

当時のカカオは一種の薬効を期待するものであり、それがユダヤ人がカカオを扱った理由と考えられます。当時は石臼ですりつぶして水に溶き、泡立てて飲んでいたようです。

マヤ文明とカカオ

これには、マヤではアシオテという赤い木の実を入れて、思春期の男女に飲ませたと書いてあります(笑)



・・・というわけで、バイヨンヌにきたら、どうしてもチョコレートを食べなければと思っていたのですが、適当に歩いていたら、すぐにショコラティエがありました。

20080329_01_10_LRAUX01

L.RAUXというお店のようです。入口に立っているのは、このお店の職人さんのようです。このお店の制服はウェイトレスさんも、黒っぽい服でした。

13時20分に入店。


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これは2階席からの眺め。

奥にはニーヴ川(Nive)が見え、手前のごちゃごちゃしたのは、マルシェのようで、相変わらず美しくないです。

この右側に少し大きめの建物の中に小さいお店の集まった市場があり、バイヨンヌの名産のハムや、チーズなどの食料品が売られていました。

1階はケーキショップになっていて、そこで買ったものを2階で食べることができます。

ただし、自分で運ぶのではなくて、持ってきてくれるシステムのようです。



キッシュとケーキを買いましたが、一度に出さずに、一つずつ時間差で出してくれたりと、なかなか細かい気配りもあります(システム上は)。


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これは単なる水差しですが、きれいなので撮っておきました。

水は好きなだけ飲んでってふうに出されるわけですが、町中のトイレが少ないので、あまり沢山は飲まないほうがいいでしょうね。。。


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キッシュ・ロレーヌ、3.30ユーロ。
直径は10cmぐらいです。
☆☆☆☆

ハムが美味しかったような気がする。
バイヨンヌだからって、気のせいか?


コーヒーはダブルにしてもらって2.90ユーロ。

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LAVAZZAのカップ。



お目当てのチョコレートケーキ…

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チョコケーキは4.00ユーロ。
☆☆☆☆☆

これはかなり美味しかった。
甘味ちょうどで、ほんのりミルキーな。

4ユーロという値段は、160円のレートなら640円。
日本の高いお店ではチョコケーキに800円ぐらい取るところもあるし、640円は喫茶店でなら普通の値段でしょうね。

しかし、ユーロは過大評価されてるし、消費税19.6%、ユーロになってからの物価高等を考えると、本来的にはそんなに高くはない。実際には1ユーロ100円ぐらいの使い出しかない世界だったから4ユーロは400円ぐらいな感覚のようです。とすると、このチョコケーキ4ユーロはかなりお買得な値段です。


アップで…

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まわりを板チョコで囲うのは良いアイディアだと思いました。

チョコレート色と、濃いピンクが合っていてオシャレです。
従業員さんたちの制服も黒に、ところどころ濃いピンクのアクセントだし、お店の内装も。


店内の様子…

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奥の突き当たりの白いドアがトイレですが、けっこう広いトイレでした(笑)

右にあるのは、いろんなフレーバーのチョコレートで、ミルクで溶いてチョコレートドリンクにしてくれます。


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こんなふうに、アイスクリーム屋さんのようになっているわけです。



それらのフレーバーの中から、GRAND CRU(グラン・クリュ)という名前のチョコをオーダーしました。

4.50ユーロ。

そしてこれがチョコレートドリンク…

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かき混ぜると…

20080329_01_10_LRAUX10

こんなふうです。

石臼ですりつぶして水に溶いていた時代から考えると、なんという進歩でしょう!(笑)


美味しかったです。
☆☆☆☆++

また飲みたいな。



コーヒーについていたお店の名前の入ったチョコレート…。

20080329_01_10_LRAUX12


このお店では、キッシュ3.3ユーロ、ケーキ4.0ユーロ、ダブル・カフェ2.90ユーロ、ショコラ(ドリンク)4.50ユーロで、合計14.70ユーロ。


お店のお気に入り度は

☆☆☆☆☆

です。


お店情報:
Patisserie Lionel Raux
Tél.: 05 59 59 34 61
Mail: patisserie.raux@wanadoo.fr
7 rue Bernadou
64100 Bayonne (France)



月の港ボルドー特集



コメント

マルガリータ・テレサの日記に読みふけっていたら、自分がどこの記事を読んでいるのか分からなくなってしまいました・・・。

わぉ、五つ☆ですねv-238

上品なチョコレートの味わいが
こちらまで伝わってきそうです。
そして、ケーキはこうやって繊細に作られるといいですよね~。

昨日アメリカン・スーパーでのケーキを見て愕然としていました。。。

こんにちは

チョコケーキおいしそう!!
見るからに濃厚でまろやかな
感じですね♪

BlueBlueberryさん、こんにちは

やっぱり、今思い出すと、チョコケーキと、チョコドリンクおいしかったので。。。
個人的に☆5にしてみましたぁ~(笑)

SUZYさん、こんにちは

チョコケーキ、とろぉ~って濃厚でしたよ。
断面の写真もっと良いのとっておけばよかった。。
英語で言うと、richって訳すのがいいかな。
denseとか、heavyとか、thickでは、感じがでないし。。


石臼とお水のチョコレートが不味いわけではありません

こんにちは。day_diamondさん
マヤは科学的知識はもちろん、文学や崇高な宗教などの高い文化、バランスが取れ民度の高い社会構造を持っていたんですよ。石臼で挽いて水や蜂蜜、バニラ、アチョーテや花びらを加えたチョコレートも決して野蛮人の飲み物ではありませんでした。それだけは知っていただきたくて立ち寄りました・・・。突然失礼致しました。

Affyさん、こんにちは

コメントありがとうございます。

お気持ちはわかるのですが、そのようにコメントのタイトルを付けられると、そこだけ読んだ人が、この記事の内容とか趣旨を誤解してしまうので、ちょっと困るのですよね~。不味かっただろうなんて、どこにも書いてないのに。

なので、ほんとに申し訳ないのですが、何日か後にコメント削除させてもらうかもしれません。

もちろん、不味かったら当時の人もそんなに飲まなかったと思うので、美味しかったに違いないと思っています。

その後味や舌触りは進歩したでしょうけどね。。

具体的に↑の記事で修正してほしいと思われる文章がありましたら、ご指摘ください。前向きに検討いたします。

今の時代に生まれてよかった
チョコレートが
私たちの口にも入るようになって

フランスでチョコレートケーキ三昧したいです

前にショコラという映画を見ました
なんとも雰囲気のある映画でした

桜さん

そうそう。。「ショコラ」ありましたね。
私もこの日記を書きながら思い出していました。
あれも私の敬愛するラッセ・ハルストレム監督の作品です。

すご~い

アイスクリームみたいですね。
それを好きなのをブレンドしてもらうのですか?
キッシュが色が明るい黄色でおいしそうです。

rokoちゃん

日本にもあればいいのにね。。
どっかにあるかな。。
ブレンドまでしてくれるかはわからないです。
たぶん、一つ一つだとおもう。
いろんなフレーバーのがありましたよ。

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